ご挨拶

こんにちは。ヒノトリ経営デザインの川谷でございます。

私はこれまで中小企業での物流に携わる機会が多くありました。
その経験から言えることは「中小企業ではまだまだ物流の重要性が浸透していない。​」ということです。

物流にはまだまだ改善できることがあるという強い想いと、さらに自身のメーカーでの生産管理の経験を掛け合わせて、生産を中心にした物流とオペレーションの最適化を目指すのがヒノトリ経営デザインです。

私は大学卒業後のモラトリアムを経て、25歳で遊技業界向けに特化した顧客管理システムのメーカーに就職しました。大学生時代からこのくらいの年齢までは、恥ずかしながら全く将来のビジョンや夢などはもっておらず、行き当たりばったりで時間を浪費していました。

その後、紆余曲折を経て総合物流業の会社に転職して、それなりに責任を持つ立場になっていく中で中小企業診断士という資格の存在を知りました。

独学で診断士の勉強と会社での物流の仕事をしているうちに、「物流という機能はほとんどの企業に必須の機能だ。それなのに物流のことを知らない荷主が多すぎる。一方、物流企業は荷主の勉強不足をいいことに利益を得ている。この情報の非対称性を解消することは社会のため、かつ、一定の需要があるのではないか。」と考えるようになりました。

また、実際に物流の最前線で業務をしていると、物流がいかに企業活動の中で重要な位置であるかをさらに強く意識し、物流に強みを持った中小企業診断士というポジションを目指すことにしました。

外資系メーカーの物流マネージャーに就いていた時期があります。
その会社では一部上場の3P/L会社に国内物流を委託していましたが、品質面、コスト面でしっかりと管理ができているとは言えない状況でした。改善と3P/L企業との交渉の結果、物流費を平均で月200万円ほど下げることができました。これは、まだまだ物流には改善できる余地があると考えるの原体験の一つでもあります。
一方で、一部上場の3P/L会社の改善力も大したことがないということがわかったのも収穫でした。この2つは私に大きな自信を与えてくれました。

その後は、Tier1自動車部品関連メーカーである今の職場にいたります。こちらでは企業内診断士として全社的な変革のお手伝いをしております。ビジネスモデルをチェンジする取り組みの一つとして生産形態を変えるプロジェクトのリーダーや全社的な5S活動立ち上げのリーダー、RPAの導入、目標管理制度の設計などをやらせて頂き、他にも様々な社内の取り組みに関わらせてもらっております。

なかでも生産形態を変えるプロジェクトのリーダーの経験は、生産の在り方や全体最適化、それにまつわる全社の業務フローの構築など様々な貴重な経験をさせてもらっていると、しみじみ感じます。

そして2022年の春からは、実質工場長の様な業務をさせて頂いております。こちらも非常に大きな経験をさせてもらっており、さらに知見が拡がった実感があります。

メーカーにとってはどこまでいっても生産・製造が経営の心臓部です。物流は材料の調達から製品の納品までに関わる、まさに大動脈です。そのほかの業務はもちろん重要ですがあくまでモノを作り売るというビジネスモデルである以上、生産の最適化が優先されるべきだと考えます。

現状の物流や工場の運営に疑問を少しでも持たれておられるのであれば、無料相談を受け付けておりますので、お気軽にご相談下さい。

日本の企業の99.7%は中小企業です。さらに日本の会社員の70%は中小企業勤務です。中小企業の改善・効率化・生産性を上げるといったことは日本の大多数の人を幸福にするポテンシャルがあると感じています。

それを実現することがヒノトリ経営デザインの夢でもあります。

代表略歴

1977年京都府生まれ2000年同志社大学商学部卒業
顧客管理システムメーカーに7年間の勤務、総合運輸業で7年間勤務を経て、外資系メーカーの物流マネジャーに
​同時期、経営における物流の重要性に気付き中小企業診断士取得を決意
2020年8月経済産業省認定中小企業診断士登録 登録番号:420574​
現在は中小メーカーの工場長として、また企業内診断士として活動中